COLUMNお役立ち保険コラム

女性向け保険は加入するべき?選び方のポイントや特徴を徹底解説! 2022-09-10 22:32:51

 

女性保険とは、一般的に医療保険などに女性向けの特約を付加し、女性特有の病気・がんなどに対して手厚く保障を受けられるようにしたプランのことを指します。

 

女性向けの医療保険はどんなときに使える?

女性保険は基本的に医療保険に女性疾病特約が組み合わさった保険になるので、病気やケガの保障はもちろん、女性特有の病気を患ったときに通常の医療保険やがん保険で受け取れる給付金に上乗せして、より手厚い保障が受けられるといった保険になります。

正常妊娠・分娩は給付の対象外ですが、妊娠・出産にともなう合併症や流産の治療費や入院費、帝王切開にかかる手術代などは保障の対象になります。特に妊娠・出産に不安がある方は、万が一のときに備えていると安心できるでしょう。

 

 

女性向け保険のメリット

 女性特有の病気・がんに対する保障が手厚くなる

女性特有の病気・がん(子宮がん、卵巣がん、乳がん)などは、近年若い女性でも増えてきています。病気・がんなどになり長い闘病生活になってしまった場合、経済的な理由から治療を受けられないリスクも考えられます。そこで女性保険に加入していれば手厚い保障を受けることができ、医療費が高い治療も受けやすくなります。商品によっては上乗せされる金額や条件となる疾病内容や状態が異なるため、女性保険に加入する際は保障内容をしっかりと確認したうえで検討しましょう。

 

妊娠・出産時に安心できる

妊娠・出産時には、合併症や流産、切迫、帝王切開などのさまざまなリスクがあります。

そんなとき万が一に備えられるのが女性保険です。女性保険に入っていれば、少しでも出産に対する不安を和らげることができます。また、妊娠を希望している人向けに、不妊治療の費用をまかなえる保険もあるようです。不妊治療は、健康保険を適用できず全額自己負担になるので、経済的なサポートがあるのは心強いです。

 

生存給付金やボーナスが受け取れる商品がある

女性保険のなかには、生存給付金やボーナスといった保険金が給付される貯蓄性タイプの商品もあります。生存給付金とは、被保険者が一定の期間生存していることを条件に受け取ることのできるお金のことです。 3年や5年ごとに所定の給付金が受け取れるタイプや、一定期間に手術や入院をしていない場合に受け取れるタイプなどがあります。ただし、商品によって受け取り条件や生存給付金の有無は異なるので事前に確認しましょう。

 

 

女性向け保険のデメリット

保障が手厚くなる分、保険料が高くなる

女性保険は通常の医療保険と比較して、女性特有の病気になったときの手厚い保障が備わっている分、毎月の保険料が高くなる商品が多いです。そのため、女性特有の病気に罹患する親族が多くて不安な人や万が一の時に備えたい方におすすめです。

家計と保障内容のバランスを考えて、ほかの保険の足りない部分を特約として付加する使い方でもいいかもしれません。

 

他の保険との保障が重複する可能性がある

女性保険は基本的に医療保険に女性疾病特約が組み合わさったものになるので、すでに医療保険に加入している場合、同じような保障のある保険に重複して加入してしまう可能性があります。二重保障になるとどちらの保険からも保障は受け取れますが、毎月の保険料が払い過ぎになってしまいます。加入する前にご自身が加入している保障内容を把握し、必要な保障だけをつけるなど無駄な保険料がかからないようにしましょう。

 

 

女性保険の選び方

貯蓄型・掛け捨て型のどちらにするか

保険商品によっては、解約する際に払戻金がある貯蓄型と払戻金がない掛け捨て型に分かれます。貯蓄型の保険は解約時に、これまで支払った保険料の一部が戻ってくるというものであり、その分支払う保険料も高めに設定される傾向があります。将来のために貯蓄をしつつ保障を備えたい人は貯蓄型、毎月の保険料を抑えつつ保障に備えたい方は掛け捨て型がおすすめです。

 

保障内容で選ぶ

女性保険は商品によって給付金などの保障範囲が異なりますので、加入する際は保障内容を比較するといいでしょう。そして、どのような時にどのぐらい保障されるのか女性特有の疾患にどのように対応するのかなど、必要な保障を具体的に考えると商品を選びやすくなります。

 

必要な保障期間を考える

保障期間は、一定の期間ごとで保障が終了したり、更新されていく「定期型タイプ」と一生涯保障のある「終身型タイプ」があります。女性保険は女性特有の疾患に対して保障が手厚くなるので、目的を考えて保障期間を考えましょう。妊娠・出産へのリスクに備えたい場合は定期型、女性特有の疾患に対して備えたい場合は終身型などそれぞれ備えたいものが明確にあるのであれば、それに見合った保障期間の保険を選ぶことで無駄な保険料を抑えることができます。

 

 

女性向け保険おすすめ3選

オリックス生命のCURE Lady Next(キュアレディネクスト)

詳細は下記ページ

https://www.orixlife.co.jp/agent/agshohin/cure_lady_next/

 

アクサダイレクトの終身医療【女性プラン】

特徴

・がん・女性特有の病気を手厚く保障

・病気・ケガによる入院を総合的に一生涯カバー

・お手頃な保険料で一生涯の保障

・退院後の通院費用に備えることができる

・入院の有無に関わらず、手術をしっかりとカバー

 

SOMPOひまわり生命 フェミニーヌ

特徴

・3年ごとに150,000円が5回受けとれる

・女性にも多い病気やすべてのがんによる入院の給付金額を上乗せ保障

・新三大疾病による入院は支払日数無制限で保障

※新三大疾病とは、がん(上皮内がん含む)・心疾患・脳血管疾患をさします。

・入院でも外来でも手術は公的医療保険の対象となる約1,000種類を保障

・公的医療保険が適用されない先進医療の技術料を保障

・万一のときも保障してくれる

 

 

加入するタイミングと注意するべきポイント

保険は大きな病気にかかってからでは加入できない場合があります。罹患率の高いがんは高齢になるほど罹患率が高くなりますが、乳がんや子宮がんなどの女性特有のがんは他のがんに比べて若い世代の方の罹患率が高くなっています。

他にも、妊娠中に保険に加入することはできますが、加入してから1年間妊娠や分娩に関する保障は対象外になるといった条件付きとなるの可能性があります。妊娠・出産にはさまざまなリスクがつきものになるので、妊娠を考えている方は妊娠前に手厚い保障検討しましょう。その他の疾患に対しても、なるべく早めに医療保障を確保していると安心です。

 

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